自分の現状の体と理想とするスタイルを比較してみましょう。つまりスタート地点とゴール地点をハッキリさせる事が重要になります。

例えば現在お腹が出ている人がスッキリ細マッチョを目指す場合と、ガリガリ体型の人がボディビルダーのような体型を目指す場合では当然アプローチの方法は全く違ってきます。

ですから、まずは長期的な視点で理想の完成形を決定するところから始めましょう。

バルクアップをするために、増量期と減量期を分けて行うには、効率よくボディメイクをするため、また、免疫力を落とさないためという理由があります。

増量期には思いきり体重を増やし、減量期にはその時ついた脂肪を落とすという方法は、ただ食事制限をしながら筋トレをする方法とどう異なるのかを理解しておくと役立ちます。

筋肉と脂肪の増減はお互いに連動していますので、カロリーの収支によって関係性が決定されます。筋肉が増えると脂肪も共に増えてしまいますので、筋肉だけを増やして脂肪は落とすということはできません。

カロリー収支を毎日考えることは非効率的で非常に面倒になってしまいます。そこでまず増量期に筋肉をつけることに集中し、減量期は筋肉をキープしつつ脂肪を減らす方が、長期的に見て効率がよい方法となります。

激しい筋トレを行うようなボディビルダークラスになると、減量期に筋トレをすると風邪をひきやすくなるなど、免疫力が落ちてしまいます。

本来、筋トレをしていれば内臓も鍛えられるため、免疫力は高くなりますが、筋トレ直後は疲労がピークとなり、免疫力が低下します。そのため、減量期をもうけて絞る期間を短くすることで、病気などにかからないようにする意味ももっています。

プロのアスリートやボディビルダーにとって、増量期と減量期があるのは普通のことですが、一般的な筋トレを行う場合、バルクアップのために増量期と減量期を分ける必要はありません。

ただし、あえて増量期をもうけて、集中的に筋力と体重を増やす方がメリットがある人もいます。以下の特徴に当てはまる人は、増量期を作ってしっかり体作りを行うことをおすすめします。

ガリガリな人は、筋肉をつけることは難しいと思われがちですが、正しくトレーニングをすれば同じ様に筋肉をつけることは可能です。

ただし、食が細い場合には、どれだけ一生懸命に筋トレをしたとしても、エネルギー源が不足していると筋肉をつけることはできません。

そのため、ガリガリで食が細い人は、たくさんの量を食べることができるように増量期を設けるのも1つの手段となります。

プロのアスリートでもなければ、増量期を維持する意味はほとんどありません。体を急激に変化させる増量期は、体への負担も大きくなりますので、知識がないまま行うことは大変危険です。

必ずバルクアップについての知識を持って、増量期が必要と判断した時に行うようにしましょう。

増量期を行う期間としては、一般的に3ヶ月から6ヶ月が目安と言われています。ただし、増量期をもうける理由は人それぞれです。目標設定に向けて必要な増量を、適切な方法で行うことが大切です。