そもそも目指すべき”腹筋が割れている”という現象を整理してみましょう。まず最初に、誰でも腹筋は割れています。どんなに太っている人でも筋肉が少ないガリガリな人でも腹筋は割れています。問題はその上に乗った脂肪のせいでその「筋」が隠れてしまっているということ。

つまりこの脂肪を減らせば勝手に腹筋は割れてくるということになります。

腹筋を割るために一生懸命腹筋を鍛えている人がいますが、筋トレで隠れた腹筋を少しでも大きくするよりも体脂肪を減らす方が圧倒的に効率的にお腹に腹筋の筋を出すことができます。

力士をイメージすればわかると思いますが、彼らは圧倒的な全身の筋力があり、腹筋ももちろん人よりも大きくて強いはずですが、それ以上に脂肪をつけているので腹筋は割れていませんよね?

つまりどんなに腹筋を鍛えてもそれを見えるようにするには体脂肪を減らす。つまり「痩せる」ことが最短の方法といえるわけです。

腹筋だけではなく二の腕や太ももなどでもいえることですが、よくそこの部分を痩せさせたいためにその部分の筋トレを行なっている人を見かけます。

しかし残念ながら、運動した部分の脂肪が落ちていくというようなことは起こりません。

もちろん運動することによる全身の脂肪燃焼は生まれますが、ピンポイントで特定の部分を痩せさせることはできないので、そういったダイエット方法には騙されないようにしましょう。

基本的には脂肪が落ちる順番というのは人によって少し違ったりはしますが体の末端(顔や手足)から落ちていき、悲しいことに最後まで残るのがお腹の脂肪という順番となります。

お腹の脂肪を落とすにはお腹を集中攻撃するような運動ではなく、全身の脂肪を効率よく落としにいかないと落ちてくれないということです。

結論、腹筋を割るためには「筋肉を落とさずに脂肪を落とす」という王道のダイエットを行うしか方法はないということです。

具体的には、男性であれば体脂肪率が15%でくっきりとしたいわゆる「シックスパック」の腹筋が現れます。女性であればもともと体脂肪率は男性よりも高いので20%くらいになるとスッとお腹に筋の見えるモデルのような腹筋の見え方がしてきます。

体脂肪の計測は最近の体重計(体組成計)ではだいたい計測ができると思います。

なかなか正確に計測するのは難しいと思いますが、参考にはなると思いますので活用しながら体重とあわせて毎日記録していくことが大切です。

短期間のダイエットでも効果を出すには1ヶ月は必要ですので、ダイエット中に毎日の記録を行うことは管理の上でも、そしてモチベーションの維持にも必要です。